11.21.19:20
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02.16.04:09
短文。
守りたいもの(守るべきもの)が唐突に無くなったとき、人はどうなるのか。
自ずから捨てた、離れた、預けた、ならばまた良しと思う。
それは、何にせよ己の判断であり、かつ、それまでの経緯があり、そして次を見つける時間があるからだ。
では、唐突に、本当に唐突に、無くなったならば。
人は即座に(そして無意識に)、代わりのものを探す。
守りたいもの(守るべきもの)の代わりを。
そしていつかそれが代わりではなくなるときまで、やり過ごすのだ。
守りたいもの(守るべきもの、守るもの)がなければ、人は理性ある生き物として成り立たないのだから。
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