04.20.20:38
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02.01.22:47
本日、一周年。
ウチ、幼馴染と同居してるんですがね、その、同居開始一周年なんですねー。
一周年記念には彼女の手作り餃子(なんか今凝ってるらしくて)を食べるというイベントが(笑)
が、今泉帰れず、延期、かな。
まぁとにかく、生活時間がズレたりで、一緒に住んでても会えなかったりするわけですが、もちろん一緒に飲んだりする日もあるわけで。
なんだかんだで、料理好きだったり、凝り性だったり、トイレをムーミンの村みたいにしたり、面白くて変なとこがある彼女ですが、感謝しておりますんです。
同郷でして、小学校からの付き合いなので、まぁ、長いですよ、はい。
と言っても同じ学校だったの一年間なんですがね。
こがまた、不思議な縁で。
いやはや、人生何がどうなるか分からんもんです。
てわけで、ひとまず一年間ありがとう。
でもってこれからもよろしくね。
01.31.23:47
猫と少年と自転車と。
今日、住宅街の細い道を歩いていたら、前方から小学生低学年くらいの男の子が自転車に乗って走って来ました。
人通りは無く、ウチと少年だけの路地。
少年はヘルメットにマスク、寒いのでかなり着込んでいる様子。
まぁ特に気にもせず、テクテクテクテク。
そして少年とすれ違う瞬間。
ニャー・・・
まさしく少年から聞こえた声。
超普通に猫の鳴き声。
(え?)
思わず振り返るが、少年は自転車。
気付けば随分と離れてしまっておりました。
ウチもとりあえず進行方向に顔を戻し歩き出す。
さて、ここでウチの中に三択が。
『今の声はなんだったんでしょう?』
1.少年が猫の声を真似て発した。
いやいや、なんでわざわざウチとすれ違う瞬間によ。
あんだけ無人の路地なんだから、明らかにすれ違う時を狙って発したとしか。
となるとその理由が分からん。
え、何。猫の声真似上手いでしょ?褒めて?みたいな。
ないないないない。
次。
2.あの上着の中に実は猫を隠し持っていた。
チクタクチクタク・・・・・・うむ、あっても良い。
そう、それはとある小学生の話。
彼は動物が大好きなとても心優しい少年。
そんな彼の昼休みの日課は、大好きなサッカーでもドッチボールでもない。
いつも給食のパンを半分だけ残し、こっそりと机の中に隠す。
チャイムが鳴れば、それを服の中に忍ばせて、我先にとグランドに駆け出す子供達とは逆方向へと走り出した。
途中、彼に投げかけられるサッカーやバスケのお誘いは魅力的ではあったけれど、それには首を横に振り、そしてようやく辿りついた先は、校舎裏だった。
腹からゴソゴソと、少し温められたパンを取り出せば、紅潮した頬で辺りを見回す。
すると、木の陰から現れたのは、一匹の小さな猫。
その身体も泣き声も、か細く、震えている。
また今日も何も食べていないのだろうと、少年は眉尻を下げて哀しげな顔。
だが、己の手の中のものを思い出せばパッと表情を輝かせ、それを食べやすいように千切って、猫の近くに置いてやった。
もう慣れた光景なのか、その猫は警戒もせずにそれを食べ、目の前にしゃがみこんだ少年に鳴き声を聞かせてやる。
少年は嬉しそうに、猫の暖かい頭を撫でた。
それが彼の、日課。
彼には餌を上げるしか出来ない。
母親が大の猫嫌いなのだ。
だがそれで充分、幸せだった。彼にも、猫にも。
ある日、雨が降った。
とても酷い雨だった。
土砂降りは町に警報を促すほど。
次の日、猫は姿を現さなかった。
無駄になったパンを、彼は、校舎裏にある焼却炉に投げ入れた。
次の日も、また次の日も。
彼の給食のパンを半分食べるのは、あの猫ではなく、燃え盛る炎とゴミの山だった。
それでも校舎裏に通い続けた少年の前に、猫は帰ってきた。
恐らくは雨で逃げ出した猫は、一週間もの間どこかを彷徨い、戻ってきたのだ。
また、やせ細っていた。
それでも少年は、泣きそうなほどに嬉しかった。
そんな事も知らず猫は、差し出したパンに勢いよく食いつく。少年は、散らばってしまったパンくずを拾って、鼻先に当ててやった。
途端、驚いた猫は少年の手を引っ掻き、逃げ出す。
木の陰に隠れ、警戒しているようだった。
雨がよっぽど怖かったのか、それともここに来なかった間に他の人間に苛められたのか。
少年が居ては落としたこのパンくずを食べられない。
彼は仕方なく、そこを立ち去る、振りをした。
校舎の影から、辺りを伺いながらパンを食べる猫を見守った。
猫は小さい。あの猫は弱っている。
他の野良猫に盗られてしまうかもしれない事を懸念したのだった。
とにかく、また日課は再開したのだ。
猫の警戒がようやく再び解けてきた頃、いつものように校舎裏に行けば、あの猫が、少年の匂いに気付いてやってくる。その口には何かの虫が咥えられていた。
ようやく咥えられるほどのサイズのそれは、蝶々のようだった。
そして少年の足元にそれをポトリと置いた。
先日の詫びだとでも言いたいのだろうか。虫を食べる癖はない少年は、困ったように、だが、満面の笑みを浮かべる。
猫も何処か誇らしげで、嬉しそうだった。
ある日、天気予報が言った。
明日は土砂降りになるだろうと。
また、居なくなるかもしれない。
そんなのは、嫌だ。
絶対に、嫌だ。
少年は走り出した。
寒空の下、自転車を勢いよく漕ぎ出す。
学校に着けば、息を切らせながら校舎裏へ。
昼にしか居ないかもしれないあの猫を探す。
猫は、少年の声と匂いに反応して、やってきた。
それが、また少年には酷く愛しかった。
猫を抱え、服の中に入れる。
少し狭い。苦しいのか、猫は妙な声を出すが、引っ掻きはしなかった。
心の中で猫に小さく謝りながら、とても暖かく、そして出っ張った腹を抱え、再び自転車に飛び乗った。
少年はまた、走り出す。
母は卒倒してしまうかもしれない。
それでも、それでも少年は足を止めない。
初めての反抗と冒険。
守りたいと思った。
少年は、大人へと一歩、踏み出したのだ。
・・・で、その瞬間にちょうど立ち会っちゃったウチ、みたいな。
はい、次。
3.少年に見えたけど、実は猫。
・・・うん、自転車乗れねぇ。
以上、三択。
2が異様に長い。
あ、4つ目ある。
4.ウチの聞き間違い。
・・・一番あって欲しくない。
はい、そんな4択をつらつらと考えながら、気付いたら駅に着いてました。
そんな日常。
01.28.23:57
電車の少女。
ホント、冷え込み過ぎかと。
いや東北出身のウチが言うのもなんですがね。
そういえば、先日見かけたちょっと面白かった光景。
電車内にて。
空いていて、余裕で座れたウチ。
その向かい側に時を同じく腰を降ろしたのは、小学生の女の子。
2、3年生くらい?
ジャージに、分厚い眼鏡に、髪は適当に後ろで縛って、まぁつまり、まだオシャレにあまり興味が無いと言うか、見た目に無頓着らしい少女。
それはよくある光景。ピンク色があれば女の子としてOKだろう、という理由で履かされてるように見えなくもないピンク運動シューズとかね。
まぁとにかく、そういう、まだ女の子とかの意識が曖昧な無邪気な子供が、向かいに座ったわけですよ。
そしてその少女は、座ると同時に手提げ鞄を弄り、おもむろに漫画本を取り出した。
これから、決して短いとは言えない座りっぱなしの移動時間を読書で潰そうということか。
ふむふむ。
まぁ何気なしに、その漫画の表紙に目を向けてみた。
『セレブな奴隷』
少女ーっ!
何読んでるアルか少女ーっ!
何その危険なタイトルー!
婚期逃してハーレークィーン小説に嵌ってしまったお局OLかお前はーっ!
と、一瞬目を疑いつつ、心の中に突っ込みの旋風が巻き起こるウチ。
が、表紙のイラストを見てみれば、どうやら「り○ん」とか「なか○し」とか、アレ系の絵柄。
あぁ、本当に普通の少女漫画なのかと、胸を撫で下ろす。
最近の少女漫画は男性向け漫画より過激だと噂には聞いていたが・・・タイトルが、なんかもう・・・
しかも背表紙には、ホストみたいなポーズとってる男の子が並んでるものね。
そういうもの、だった、かな・・・少女漫画って・・・なんか、記憶が揺らいでるや・・・
とりあえず心を落ち着けて、暫くは携帯を弄ってました。
それから、再び何気なしに先ほどの少女をふと見てみたら、まだ10分も経ってないのに本が変わっていて驚く。
え?セレブな奴隷は流し読み?それとも何か確認的な?え?
という混乱などはすぐに吹き飛びました。
何故なら、彼女が次に読んでいたのは・・・
『セレブな奴隷』の次に読んでいたのは・・・
『世界の伝記シリーズ キリスト』
もう何を信じれば良いのか分からない。
基準が分からない。
この子を揺さぶるモノの基準が分からない。
いや最初からこれ読んでるならいいの!
けどっ・・・セレブな奴隷、の後に・・・キリスト!?神!?神々しい!ありがたい!宗教本っ!
えー・・・少し、大げさに騒ぎましたが、自分は、笑い上戸なので、笑いを隠すのに、必死でした。
唇噛んで、プルプルしてました。
いや、悪気は無いんです。
少女、ごめんな。
でも、衝撃でしたな。
ジェネレーションギャップの波がでかい。
以上。
01.25.23:47
先日、病院で。
先日、病院の待合室にて見た母と娘。
総合病院だったんで、色んな患者さんが居るんですけどね、母親はどうやら妊婦さん。
お腹はあまり目立たぬ程度。
娘は、多分、小学生。低学年くらいかな。
近くに赤ちゃん抱えてる他の女性が居て、それを見た娘が興奮気味に・・・
「赤ちゃん!可愛い!ママ!早く産んでよぅ!」
ムチャ言うな娘!(汗)
まだ5ヶ月もいってないだろどう見ても!
早い!危険!落ち着いて!
だがさすが母親。落ち着いた様子で微笑みを浮かべ・・・
「まだ無理よぉ~」(穏やか)
「えー」(すげ不満気)
「じゃぁ○○ちゃん、代わりに産んで?」(あくまで穏やか)
お母さんもムチャ!
ムチャ振り親子だ!
同じ血流れてるよアンタら!
とか考えてたら娘がまたでかい声で返答。
「あんなおっきいの入らないよ!」
あのサイズでいきなり腹に宿そうというのか娘。
いやそういう問題でもないか。
更に続くムチャ親子の会話。
「大丈夫よ~、女の人の身体っていうのはねぇ・・・」
ここから、凄く端的にだが、女体の神秘について説明する母。
なんか娘はちょっとずつ期待の眼差し。
大きく頷きながら赤ちゃんと母体の神秘に目を輝かせる。
そして母はこう締めくくる。
「だから、大丈夫なのよ」
「そうなんだ!」
「でも○○ちゃん、背が小さいしね、大丈夫かしら?」
「っ!!」
ま・さ・か、の前提返し!
娘、やや屈辱的な顔をする。
女の顔だ・・・
てかお母さん!身長だけですか!現在もしも娘さんが代わりに出産するとして問題点そこだけですか!
とか冗談交じりに心の中で突っ込むウチ。
そして娘は、なかなか回ってこない診察の順番にキレていました。
「ねぇ!順番まだ!?」(怒)
「まだよぉ~、静かにねぇ~」(穏やか)
母は強し。
この会話をそれなりの声量で敢行してしまう勇気。
頭が下がります。
以上。
01.24.23:34
電車にて
ふと思い出した、昔、電車で見た光景。
それは休日の電車内。
ドア前に立ち外を眺める父と息子。
(息子は推定5、6歳)
息子はその小さい身体を爪先立ちで必死に伸ばし、隣を走り抜けていく電車を窓から覗いては嬉しそうにはしゃぐ。
父はそんな息子と外を交互に見ながら穏やかな笑顔で、電車の名前や沿線の知識などを父親らしく教えている。
息子も負けじと少ない知識を総動員で、駅名などを大きな声で述べる。
ほほえましい。
なんとも、ほほえましい。
うんうん、思わず見詰めてしまう光景。
そして、父は息子に聞いた。
父「○○、電車、好きか?」 (○○は名前)
息子「うん!ぼく電車好き!」
父「そうか」
息子「電車だけが好き!」
父「電車、だけか」
息子「うん!電車だけが好き!」 (2回目)
・・・なんつうか、悪くないけど、なんとも言えん。
そんな顔した少年の父、と私。
良い電車男になれよ!○○!
あと、人間の女も好きになれよ!○○!