11.25.00:46
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01.24.23:34
電車にて
ふと思い出した、昔、電車で見た光景。
それは休日の電車内。
ドア前に立ち外を眺める父と息子。
(息子は推定5、6歳)
息子はその小さい身体を爪先立ちで必死に伸ばし、隣を走り抜けていく電車を窓から覗いては嬉しそうにはしゃぐ。
父はそんな息子と外を交互に見ながら穏やかな笑顔で、電車の名前や沿線の知識などを父親らしく教えている。
息子も負けじと少ない知識を総動員で、駅名などを大きな声で述べる。
ほほえましい。
なんとも、ほほえましい。
うんうん、思わず見詰めてしまう光景。
そして、父は息子に聞いた。
父「○○、電車、好きか?」 (○○は名前)
息子「うん!ぼく電車好き!」
父「そうか」
息子「電車だけが好き!」
父「電車、だけか」
息子「うん!電車だけが好き!」 (2回目)
・・・なんつうか、悪くないけど、なんとも言えん。
そんな顔した少年の父、と私。
良い電車男になれよ!○○!
あと、人間の女も好きになれよ!○○!
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